レイオフ時代におけるグリーンカード取得体験記(EB1B/EB2-NIW編)
はじめに
- 自分は弁護士ではなく、こちらで書かれていることは全てLegal Adviceではないので、情報を活かす際は自己判断・自己責任でお願いします。私、藤沼祥成はいかなる結果、情報の正誤性に対しても一切の責任を負いません。実際の申請プロセスは移民弁護士からLegal adviceを適宜受けてご自身でご判断ください。
- ターゲット読者層を過去の自分(両親の海外駐在中に日本国外で生まれたが日本で主に育った日本人、弁護士事務所の設定したEB1BのCitation下限に届いていない、PhD卒業時に結婚予定、卒業後大学でなく企業勤務)をメインに想定していますので、それ以外の方には情報に過不足が発生しますが、どうぞご容赦ください。
- GC申請の状況・ルールは細かい部分がかなり頻繁に変わるので、ここに記載されている情報は2024年末現在の情報と留意してください。
自分のタイムライン
- 2021/09: アメリカでのPhD卒業 & 企業へ入社。F1 OPT開始。
- 2022年春: H1Bの抽選に落選
- 2022/09: F1 STEM OPT開始
- 2022年秋: レイオフにより所属企業のPERMがストップ
- 2022年冬: EB2-NIWのための弁護士事務所の選定(最終的に有名なChen Immigration/North America Immigration Law Groupを利用)と書類集めを開始。
- 2023/03/23: I-140 (EB2-NIW)申請。Premium Processingを利用。
- 2023/03/29: I-140 (EB2-NIW)承認。しかしEB2カテゴリに待ち行列発生(2025年7月現在もまだあり)。詳しくは背景(最近GC申請界隈で何が起きたか) を参照。
- 2023年春: H1Bの抽選に当選
- 2023年夏: 自分のタイの出生証明書のコピーを数ヶ月〜半年かけて受領。詳しくは日本国外で生まれた際の苦労 を参照。
- 2023/10: F1からH1Bへビザが切り替わる
- 2024/02: I-140 (EB1B)を申請(所属企業・チームと提携している弁護士事務所が設定したEB1BのCitation下限に到達したため申請が可能になった)
- 2024/10/01: EB2 ROWでのDates of FilingがCurrentになる
- 2024/11/20: I-485とI-765を申請
- 2024/12/12: 妻のRequest for Initial Evidence (I-639のMedical RFE)を受領。返信。
- 2024/12/20: Biometrics完了
- 2025/01/01: EB2 ROWでのFinal Action DateのPriority DateがCurrentになる
- 2025/01/17: I-765 (EAD)を受領
- 2025/07/18: I-485承認
- 2025/07/25: グリーンカードが手元に届く
(所属組織の設定したEB1B申請のためのCitation数に到達したのが2024/02、自身の出生証明書を得る煩雑さ、そして結婚・転職のタイミングと被ったため、全体的にタイムラインが間延びした。ちなみに自分は運良くレイオフをくらっていない組。)

受領したグリーンカードとWelcome to the United Statesのパンフレット
TL; DR:
- “Lock the priority date”
- レイオフ対策も考慮し、以下を同時並行で進めた:
- EB-2 NIW or EB-1Aを自己スポンサー(Self-petition)で申請
- 理由:強力なお守り、レイオフされても安心、転職時も安心、Priority Dateも早くロックできて安心
- EB-1Bを企業スポンサーで申請
- 理由:EB-1Aよりハードルが低い、Rest of the World (ROW)なら待ち行列なし
- 弁護士のGOサインが出ればEB-1Aのself-petitionが最も転職などの制約が緩く、2024年末現在待ち行列なし。
- 理由:EB-1Aよりハードルが低い、Rest of the World (ROW)なら待ち行列なし
- EB-2 NIW or EB-1Aを自己スポンサー(Self-petition)で申請
前提・基礎知識
- GCには大きく雇用ベース(Employment-based)と家族ベース(Family-based)GCがある。他にもDV lottery、投資ビザ等のルートがあるが、ここでは割愛。基本的に雇用ベースの話をする。
- グリーンカードの年間発行枚数は一年毎に各カテゴリ(e.g., EB2はX枚)・出生国(国籍ではない)によって決まっている。
- 技術系で(少なくとも2022年以前で)最もポピュラーなカテゴリは企業スポンサーのEB2。研究者・STEM系の仕事は企業スポンサーのEB1Bと自己スポンサーのEB1A、EB2-NIW(National Interest Waiver、国益免除)が選択肢に入ってくる。マネージャーならEB1Cとかもあるが自分はあまり知らないのでここでは割愛。
- EB1Bは自分のチームを担当していた弁護士事務所より最初のassessmentでは「Citationは300程度が目安」と言われ断られる。
- しかし半年後、再度assessmentをお願いした時の回答としては下限がCitation 100まで下がっていた。なので、この辺りは基準は非常に曖昧かつ、弁護士事務所に大いに依存する。(このinconsistencyはなんなんだ)
- この時自分はCitation 100は超えていたので書類を集め&申請した。ただ、転職のタイミンングと被りそうだったのでPPは申請せず(残念ながらPPやるなら自腹、と言われたので)
- しかし半年後、再度assessmentをお願いした時の回答としては下限がCitation 100まで下がっていた。なので、この辺りは基準は非常に曖昧かつ、弁護士事務所に大いに依存する。(このinconsistencyはなんなんだ)
- EB2-NIWはEB1よりハードルが低く、Citationは少しでもあれば弁護士事務所の無料診断を受けてみる価値あり。
- EB1Aは自分は深く調べていない。大学にFacultyとして雇用されると余裕との噂はよく聞く。
- EB1Bは自分のチームを担当していた弁護士事務所より最初のassessmentでは「Citationは300程度が目安」と言われ断られる。
- 雇用ベースのGCは大きく3ステップある
- PERM(アメリカ人の雇用を奪わないよ)ステップ
- これは大体数ヶ月から数年かかると言われている。運に大きく依存。
- EB2 NIWとEB1A/B/Cでこのステップはスキップ可能。
- 所属している企業でレイオフがあるとここのステップは停止する(ただ、レイオフ対象の職種にもよる?)
- I-140(自分はGCに値する人物だから許可して)ステップ
- 現在EB2 NIWとEB1A/BではPremium Processingが可能。そのためNIWなら45日、EB1A/Bなら15日以内に移民局にapproval/reject/RFE等の返答がくる。
- EB2 NIWとEB1A/Bでは推薦状が必要。
- I-485もしくはcounselor processing (GCにステータス変更させて)ステップ
- ここでは1) アメリカ国内にとどまりながらGCにステータスを変更する場合(I-485、ステータス変更)、と2)アメリカ国外にいてGCを取得する場合(Counselor processing)、の二パターンに分かれる。
- 2)の場合は大使館面接があったりするのが特徴で、出入国制限が1)と異なる。自分は1)ルートなので2)の詳細は体験者に聞いてください。
- このステップにおいてPriority date並びにvisa bulletinが重要になってくる。中国、インド人の長い待ち行列が発生しているのはここのステップ。
- 日本人は申請人数が少ないため、Rest of the World(ROW、中国、インド、フィリピン生まれ以外)というカテゴリに割り振られる。
-
ちなみにここで別途I-693という必要なワクチンを全て受けているかどうかの医療機関(Civil Surgeon)による証明が必要になってくる。2024/12/2のI-485申請よりI-693が申請時に必要になってくるため、I-485を申請する目処がたったら早目に済ますべし。
- また、ここで初めて「GC申請中の就労許可(EAD)」が取得できる。これはHステータスを失っても就労が続けられるので保険・お守りとして持っておくと安心。なお、デメリットはI-485が却下された時点でこのEADは効力を失う。
- ここでは1) アメリカ国内にとどまりながらGCにステータスを変更する場合(I-485、ステータス変更)、と2)アメリカ国外にいてGCを取得する場合(Counselor processing)、の二パターンに分かれる。
- PERM(アメリカ人の雇用を奪わないよ)ステップ
- 各ステップにおいてRequest for Evidence(RFE)で追加の証明書類を求められるケースがある。これが起こると数週間から数ヶ月程度遅延するとの噂。
- GC申請を始めると一般的にアメリカ国外への出入国に制限がつく場合が多々あるので注意。L1、H1Bは例外として、Advance Paroleなしで出入国可能。
背景(最近GC申請界隈で何が起きたか)
- 2022年、GC申請界隈にて二つの大イベントが起こる
- NIWにおけるPremium Processing(PP)の段階的実装
- 2021年以前はNIWの申請はPPが使えずApprovalに1年以上かかるのがざら。
- PPの実装により45日以内に移民局からApprove/Reject/RFEいずれかの返答が出るようになる。
- 2023年1月より新規のNIW申請からPPが可能に。
- 2022年末のTech業界のレイオフ開始
- これにより通常のEB2における第一ステップであるPERMがBig Tech各社軒並み停止になる。これは新規雇用していないなら、そもそもアメリカ人の雇用を奪わない証明ができないよね?という論理が成立するため。
- 2023年から2024年にかけて企業側からのNIWへの誘導が始まる。
- NIWにおけるPremium Processing(PP)の段階的実装
- 1.と2.の結果、EB2 ROW(非中国、インド、フィリピン生まれ)カテゴリにおける待ち行列が発生。
- EB-2 Rest of the World (ROW)も、大企業のPERMがレイオフのためストップしたのと、NIWへの誘導と、PPが実装された結果、待ち行列が発生してしまう。
- 「日本人は(EB2で)待ちがないんだよー」というのは2022年以前の話なので、過去の話、と留意しておく。EB1は2025年7月現在もROWなら待ち行列なし。
- 2025年8月付けのEB2 ROWのPDは2023年9月1日。(August Visa Bulletinより参照)
自分のアプローチ (not a legal advice)
- Citationがまだ少なくてGCを取得したい場合、重要なのは“Lock the priority date”。
- 理由:あるカテゴリでPriority Date (PD)をゲット・ロックした場合、他のカテゴリへ移行可能であるため
- 例:EB-2 NIWで申請しPDをlockした後、EB-1Bでの申請にNIWのPDを利用可能
- Priority dateは1) I-140を申請した日、もしくは2) PERMを申請した日、いずれかの最も早い日付となる。PERMをスキップできるカテゴリの場合はPriority Dateは1)になる。
- インド、中国生まれの人はEB1カテゴリでも待ち行列があるため、まずはハードルが低いEB-2 NIWで申請して、早急にPriority Dateをロックしてから、EB-1カテゴリの要件を満たすまで待ってゆっくり申請する、もしくはEB2 NIWのPDがCurrentになるのを待つ、というのが王道。(もしくはEB1/EB2-NIWの同時申請)
- 正直インド、中国生まれのEB1カテゴリとは違いEB1 ROWのカテゴリにおいて待ち行列は滅多に発生しないが、PDをロックすると仮に発生しても抜かせる権利を持っておける。
- 理由:あるカテゴリでPriority Date (PD)をゲット・ロックした場合、他のカテゴリへ移行可能であるため
- 自分のアプローチ:レイオフ対策も兼ねてEB1とEB2-NIWを同時並行で進めて並行して申請する(I-140は別カテゴリでも複数申請可能)
- EB-2 NIWかEB1Aを自己スポンサー(Self-petition)で申請
- この利点は1) EB1と比較してハードルが低いこと、2) 自分自身がスポンサーのため、同じ職種、職域だったら転職しても影響なし、そして3)所属組織スポンサーのEB-1Bがapprovalされた後にI-485申請し、Approvalを待っている180日中(レイオフ・転職したら無効になりうる期間)にレイオフされても問題なし
- 何よりも3)の最後の命綱的な安心感がレイオフ時代には半端なくある。
- このI-485提出後の180日間はスポンサーした所属組織がI-140の申請をrevokeできるため、この180日が過ぎるまでいつでもレイオフが来る状況だと一切油断できない。
- 自分はCitation 70程度でEB2-NIWで申請したI-140がPPありで6日(!)で認可された。(まさしく地獄の沙汰も金次第)
- もし所属組織(会社・大学)がNIWをサポートしてくれる、と言われた場合は注意。NIWはSelf-petitionの他にも所属組織スポンサーも可能なので、所属組織スポンサーされたNIWでApproveされたI-140を持って転職する場合に複雑な状況下になるので、移民弁護士に聞く。また所属組織によっては一つのカテゴリ下でのGC取得しかサポートしてくれないため、所属組織がNIWをサポートしてくれるなら、むしろEB1Bをスポンサーしてもらえるよう所属組織に聞いた。
- この利点は1) EB1と比較してハードルが低いこと、2) 自分自身がスポンサーのため、同じ職種、職域だったら転職しても影響なし、そして3)所属組織スポンサーのEB-1Bがapprovalされた後にI-485申請し、Approvalを待っている180日中(レイオフ・転職したら無効になりうる期間)にレイオフされても問題なし
- EB1Bを所属組織のスポンサーで申請
- NIWよりもハードルが上がるため、Citation下限が提携している法律事務所ごとに設定されている。
- ちなみにBig Techとかだとチームごとに担当する法律事務所が違ったりするので条件が違ったりするので注意。(大企業も一枚岩ではない)
- EB1Bなどの所属組織スポンサーでApproveされたI-140を利用してI-485提出する場合、転職するのに180日以上待つ必要あり。詳しくは「AC21」等のキーワードでググってください。
- そのため180日以内にレイオフされると、またI-140から申請し直す必要ありと理解している(要弁護士確認)。ただし、レイオフに関する法律は州ごとに違うので調べてみる価値あり。例えば自分の住んでいるニューヨーク州はレイオフは告知してから3ヶ月間の猶予が州法で義務付けられているらしいので、H1Bのgrace periodである60日間を含めると約5ヶ月間の猶予があるので、その間に次の仕事を見つければOK。
- NIWよりもハードルが上がるため、Citation下限が提携している法律事務所ごとに設定されている。
- EB-2 NIWかEB1Aを自己スポンサー(Self-petition)で申請
日本国外で生まれた際の苦労
- I-485では出生国発行の公式な出生証明書が必要。日本生まれの場合は戸籍謄本でOK。
- 日本国外で生まれた人には悲報。自分と同じく戸籍謄本とは別の書類が必要なのでVisa-Reciprocity-and-Civil-Documents-by-Countryより調べた。
- ちなみに自分はタイ生まれ(タイは出生地主義ではないのでタイ国籍は一度も持ったことがなく、かつ両親が両者とも日本人なので常に日本国籍)なので、タイで生まれた場合は以下のスティバット(Sutibat, สูตรบัตร)と呼ばれる出生証明書が必要
- 出生証明書の原本は後に実家から発掘されたが、当時は両親から紛失したと伝えられていたので、公式なコピーがI-485の申請で必要になった
- 日系の行政サービス会社、現地の法律事務所と探偵事務所に5件ほど問い合わせた結果、2件は受けてもらえて2件とも無事出生証明書の公式コピーを取得。
- 余談:日系のタイ専門行政サービス事務所に問い合わせた結果、「何言っているんだ?タイで生まれたなら出生証明書を持ってないはずないだろ」とメールを一往復した後、音沙汰なしに。なので、残念ながら現地の法律事務所と英語でやりとりして任せたのが一番手っ取り早い結果になった。(素人の自分でも頑張って調べればここまでできたので、日系のサービスはもっと頑張って、、、)
- ちなみになぜかパスポートのコピーだけで出生証明書のコピーを取得できた。本来のプロセスは日本の公証役場でパスポートコビーの公証→タイ大使館でのパスポートコビーの認証→タイの法律事務所にタイの市役所での出生証明書コビーの取得、と聞いており三国間をまたぐ悪夢的な流れだったが運良く(?)パスポートのコピーだけで良かった
- 自分が辿った具体的なステップは
- Power of Attorney (弁護士への委任状)をサインした後タイの法律事務所へ郵送
- タイの法律事務所が自分の出生証明書のコピーを取得しアメリカの自分へ郵送
- 自分が辿った具体的なステップは

タイの出生証明書例。在インドタイ大使館のサイトより引用
その他重要事項
- H1Bなどはdual intentビザと呼ばれており、移民意思の有無が問われないし、それが理由で入国拒否されない
- そのため、GC申請する時はHビザ下を想定。
- O1ビザとH1Bビザの主な違い
- 配偶者にEADが取れるかどうか。
- H1Bビザの配偶者ビザであるH4ビザはI-140が認可されていれば取れる(自分のケースがそう)。O1ビザの配偶者は自分が把握している限り取れない(2024年12月現在)
- I-485を提出後に自由に出入国できるかどうか。
- O1ビザはAdvance Paroleなしに出入国できないが、Hビザ(とLビザ)は出入国自由。これは移民法(INA 101(a)(15)(H)辺り)に明確に記載があるのがHビザであり、他のビザは記載がないためだと勝手に推察。
- 配偶者にEADが取れるかどうか。
- EB1A/B、EB2-NIWで要求されるCitation数は分野毎に大きく異なるので他分野の方は移民弁護士に聞いてください。
- 自分と同じタイミングでI-485やI-140を申請した人の進捗状況を知りたいならcasestatusext.comがおすすめ。
- I-639における母子手帳の英訳は病院等の正式な証明が必要か
- civil surgeonにもよるが(周りの話で却下された話は聞いたことないが)、自分の場合は自分で翻訳したのを受け付けてもらえた。自分の母子手帳は英訳がなかったため、自作英訳Latexテンプレを作成した。(生成AIは便利)
個人的感想
- 自分はH1BやEB1B申請時に某大手法律事務所とも仕事をしたが、圧倒的にNIWでお願いした事務所の方が仕事が早いかつ丁寧だった。
- 最近は依頼が多いせいか若干返信に遅延あり。
- H1Bに落ちまくってもO1ビザをサポートしてくれるのがビッグテックでは通例ではある(海外から直接雇用される場合はO1ビザでくるのが周囲では一般的)。O1のハードルは周りの例を見ているとNIWと同じくらい。
- ビッグテックのレイオフが盛んになっているのでH1Bに辿り着く前にレイオフをくらう不安は自分もあった。
- 今の時代だからこその良いところはLLM・生成AIのおかげで必要書類の文章作成スピード(job descriptionとか)は段違いに上がったので楽になった。
- レイオフに関する法律は州ごとに違うので調べてみる価値あり。例えば自分の住んでいるニューヨーク州はレイオフは告知してから3ヶ月間の猶予が州法で義務付けられているらしいので、H1Bのgrace periodである60日間を含めると約5ヶ月間の猶予があるので、その間に次の仕事を見つければOK。
- 全体的に運要素が強い
- 運が良かった点
- H1Bの抽選に当選した
- これがおそらく一番大きかった。
- 新規申請のNIWのPPが2023年1月にちょうど始まった
- 全体を通してI-140やI-485の申請や許可通知の郵便がロストしなかった
- タイの出生証明書のコピーを得るのが思ったより煩雑ではなかった
- H1Bの抽選に当選した
- 運が悪かった点
- レイオフが始まった
- EB1BのI-140がPPなしで11ヶ月以上かかってもPendingだった
- 日本でなくタイで生まれたため、ここの情報・書類集めが一番苦労した(日本語・英語でネットに情報がない。多分タイ語でしか現状ほぼない)
- I-485のApprovalは同じブロックの申請者と比較してやや遅めにApproveされた
- PDはJan 2025 からずっとCurrentだったし、PD: July 2023の人達がApproveされているのを見て「なんでや、、、」という思いが数ヶ月はあった
- これはおそらくどこのオフィスで処理されるか次第。2年以上かかっている事例もたまに見かけるのでそれらに比べれば運が良い方かも
- PhD時代のアドバイザーから「自分がコントロールできないことは基本考えるな」的なアドバイスをもらったことあるが、その重要さを痛感した。
- 運が良かった点
編集履歴
- 2025/07/26: 誤字脱字を修正
本記事のライセンス: CC-BY-NC-SA-4.0 (商用目的での利用を禁止)
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